2015年01月14日

プロセス!

突然ですが・・・。

私の経験上、何か新しいことを始めようとするとき、その先の失敗ばかりを考えすぎて、一歩踏み出せないときがある。

しかし、それを理由に「やらない」ということは、「できない」理由にはならない。

と思ってる。

「できない」ことは、やればできるようになる(成功をつかむ)チャンスになり得るが、「やらない」ことは、何も得ないということだと考えている。


さて、以前、市内某中学校にて職業講話を依頼され、中学2年生の教室で、話をさせてもらえる機会があった。

私は、この日この子達に何を伝えようかと考えた。

今の自分の職業についての話を概要的に話すのか?

いろいろと考えてみたが、職業についてというよりも、「夢」に向かうことの楽しさを伝えたいと思った。

で、話をする内容を検討している中で、気付いたことがあった。


「夢」というものは、それが叶う瞬間以上に、その実現に向かっている過程に楽しみがある。


思い返せば、例えば、ある資格の取得という夢があったとき、その資格取得の瞬間以上に、それに向かって勉強したり、悩んだり、その過程の中にこそ楽しみがあったように思える。


今、私には、どうしても実現したい「夢」がある。

で、それに向かって、試行錯誤・手探りで取り組んでいる。

同じ考えの人もいれば、もちろん違う考えの人もいる。

非難を浴びることも少なくない。

しかし、そんな中で、私は充実感を得ている。

何かに対して、熱くなれることは素晴らしいと思う。

そして、そうすることができる仲間がいることを幸せに思う。

肯定的な意見も、否定的な意見も、全て受け止めたい。

それが、何が本当に重要で必要なことなのか、改めて見つめ直す材料となると思う。


そして、また、あの言葉を思い出す。

「むね、仕事は楽しくだよ。同じ「やる」なら、楽しまないと損さぁ」

幼稚園現場にいたときお世話になった、退職された園長先生の言葉。


そして、今、まさに難関・難題も楽しみとなっている。

夢の実現に向かう、今この瞬間の過程こそ、真に喜びに感じる。


この「過程」の充実(自分がどれだけ熱く取り組めたか)が、夢を実現させる瞬間の達成感・充実感をさらに大きくしてくれるのだろうと信じたい。


最後に・・・。

中学校での講話の最後に、生徒にこう尋ねた。

「絶対に失敗しない方法があります。みなさんは、知っていますか?」

もちろん、答えは返ってこなかった。

私はこう答えた。

「それは、何もしないことです。」

こんな答え、馬鹿みたいだが・・・。


結局、何が言いたかったかというと、「やってみること」の大切さ。

何かを得るためには、何かをしなくては始まらない。

その先は、未知・無限。

失敗だって、もちろん結果の一つかもしれない。

まぁ、私は失敗ばかりだが・・・(苦笑)


でも、私は一つだけ決めていることがある。


「失敗」したって「後悔」だけはしたくない。



by MUNE



Posted by 宮古島男子保育士連合會 the男塾 at 19:44│Comments(0)
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